成安造形大学 大草ゼミ主催
『動機のデザイン』出版記念イベント — 動機のデザインの由(ゆえ)—
おかげさまで無事に終了しました。当日の様子をご紹介します。
こんにちは。成安造形大学、大草ゼミのゼミ生です。
7月1日の『動機のデザイン』出版記念イベント「動機のデザインの由(ゆえ)」にいらしていただいた皆様、どうもありがとうございました。皆様のおかげで講演が無事に終了しました。
イベント当日の様子をご紹介します。
当日のmiroでは、琵琶湖に浮かぶ、自己紹介の島、コメントの島、びわ湖丸のグラレコへの質問・コメント、お願い事の島、感想の島が、ご参加くださった皆様のフセンでいっぱいになりました。
いただいた温かいコメントの数々、チャットに寄せられたたくさんのサポート、どうもありがとうございました。
成安造形大学 大草ゼミ一同
プレトーク
対談の前に、ゼミ生によるプレトークを行いました。「自己紹介の島」に書き込まれた参加者の皆さんの情報を拾い上げながら、場があたたまるトークを心がけました。
第1部 ゲスト対談
第1部は、イベントのメインとなる塩瀬隆之先生と由井真波先生による対談です。
第1章、第2章を中心に動機のデザインの背景やデザイナーのあり方について鋭く切り込みながら軽快なトークで本書の理解をより深めていただきました。
台本なしのライブ感溢れる展開は第4章、第5章にまで及びました。
第2部 グラレコ紹介
『動機のデザイン』の第3章を5つのステップに分けて、大草ゼミの学生がグラフィックレコーディングを通じて学生の目線で本書を紐解いていきました。
デザインを学んでいる学生としての経験に基づいた発表はその場の参加者の理解や共感を引き出すものとなったようで、たくさんの人たちが感想や質問を投げかけてくださいました。(ありがとうございます!)
ここに掲載した写真はごく一部です。第3章の発表の詳細は、大草ゼミのサイトでご覧ください。
大草ゼミサイトはこちら→→ Okusa Seminar
来場者との質疑応答 & アフタートーク
第2部終了後の質疑応答とアフタートークでは、参加者のみなさまとの対話や「動機のデザイン」の出版に関わった方々からのコメントなど、短時間でしたが楽しい交流ができました。
書籍の制作に関わってくださった皆様からもコメントいただきました。
プログラム
0)14:30— チェックイン
1)15:00— あいさつ&ゲスト紹介
2)15:10— ゲスト対談 由井真波先生 ✕ 塩瀬隆之先生
1章・2章を中心に、なぜ今、動機のデザインが必要なのかをお話ししていただきました
3)15:40— 学生対談 ゼミ生✕由井真波先生
第3章をゼミ生のグラフィックレコーディングと対話で紐解きました
4)16:40— 来場者との質疑応答
5)17:00— アフタートーク
塩瀬隆之(しおせ たかゆき)先生
京都大学総合博物館准教授。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修了。博士(工学)。専門はシステム工学。2012年7月より経済産業省産業技術政策課にて技術戦略担当の課長補佐に従事。2014年7月より復職。小中高校におけるキャリア教育、企業におけるイノベーター育成研修など、ワークショップ多数。平成29年度文部科学大臣賞(科学技術分野の理解増進)受賞。著書に『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』、『インクルーシブデザイン:社会の課題を解決する参加型デザイン』(いずれも共著、学芸出版社)など。
*こぼれ話*
ここからは由井が書きます。
初の単著で勝手がわからず、入稿&校了、電子版の原稿確認…などなど、予想も追いつかないタスクと待ってもらっていたお仕事の立ち上がりが重なり、キャパオーバーになっていたときに、大草先生とゼミのみなさんが、ステキな企画をすくすくとご用意してくださいました。グラレコにポスター、ツイッター、miro、特製ランチョンマットはじめおもてなしのツールの数々…。ビジュアルもりもりの「創作物」が加速度つきで増殖していく造形大生ならではの豊かさにやられました。
書籍にご登場いただいた「現場のかたがた」がイベントに向けてポスターを掲示くださり、「現場の風景が変わった」のはトリハダでした。
ご参加いただいたみなさん、神マシンガントークでみるみる本書の特徴を際立たせてくださった塩瀬先生、大草ゼミのみなさん、本当にありがとうございました…!
★大草ゼミのみなさんのグラレコ詳細レポートはこちら。学生さん1人1人が自分の言葉と図解で書籍を紐解いてはります。ぜひご覧ください~!→→ Okusa Seminar