出版おめでとうイベント@HCD-Net7/16(土)
開催レポートと「ロングロング年表」ご案内

〝【出版おめでとう!】
HCD-Net AWARD2019最優秀賞受賞の「動機のデザイン」オンライントークイベント〟
無事に終了いたしました。当日の様子と「ロングロング年表」「おいわいメッセージ」をご紹介します。

こんにちは、由井真波です。

7月16日(土)に開催いただいた「出版おめでとうイベント」、温かな参加者さんと運営のみなさまのおかげさまにて、「いのこりトーク」を含めて2時間があっというまに無事に終了いたしました。

当日の様子を、ご参加いただけなかったかたもぜひご覧ください。


第1部

第1部では〈ノンデザイナー〉ながらデザイン部を牽引することになった経験をお持ちの堀口さんとトーク。「私も実はデザインなんてできない、と思ってた側なんですが」とされながら、『動機のデザイン』の基本的な考え方と現場での活かし方を、2つの実践事例をクローズアップする中でどんどん私から引っ張り出してくださいました。


第2部

第2部は特製の「ロングロング年表」を下敷きに、2017年の「動機のデザイン初発表」のときから「本を楽しみにしています」と言っていただいた尾崎さんとトーク。『動機のデザイン』のアイデアを少しずつ発表しては反応をもとにバージョンアップし、書籍化へといたった道のりをお話ししました。参加者さんからフセンで年表に直接コメントを書き入れていただきました。


グラレコお披露目&まとめ

ご自身もデザイナーとしてご活躍の望月さんが、あざやかにリアルタイムで「見える化」されたグラレコをシェアしてイベントをふり返り。「イベントの記録」にとどまらず、ご自身の読み解きからの独自の言葉や、日頃デザイン活動する中で感じてられる課題についてもナラティブにお話しいただきました。


参加者さんと交流

ウェビナー形式ながら「Slido」と「MIRO」を使って参加者さんと直接のコメント交換、意見交換ができました。マイクをオンにして発言いただいたかたも。当意即妙にお応え、とはなかなかいきませんでしたが、リアルタイムでの対話は楽しく、うれしい時間帯でした。石橋さんのタイムリーなアシストでストレスゼロにて対話に集中できました。



↓「ロングロング年表(MIRO)」はここからご覧いただけます(時間中に収まらなかった質問・コメントへの返答も書き加えました)

https://miro.com/app/board/uXjVOluhu9Q=/


おいわいメッセージ動画ご紹介:松村真宏先生

なんと7/16のために「仕掛学」の松村先生より「おいわいメッセージ動画」をサプライズでお寄せいただいていた、とのこと。「仕掛学」は『動機のデザイン』執筆時に北極星としていた書籍です(本書p268「参考文献」参照)。私のトークがはみ出したためにイベント中にお披露目ならず…(無念)。松村先生のお許しを得て、ここにご紹介いたします。

↓松村先生からメッセージ動画(YouTube)


イベント概要

【出版おめでとう!】
HCD-Net AWARD2019最優秀賞受賞の「動機のデザイン」オンライントークイベント

・日時:2022年7月16日(土)11:00-12:30
・主催:HCD-Net 広報社会化事業部

|プログラム|

0)11:00- オープニング

1)11:05- 第1部「動機のデザイン」の現場での活かし方
  〈聞き手:株式会社エムティーアイ 堀口麻奈氏〉 

2)11:50- 第2部 HCD-NetAWARD2019最優秀賞受賞から書籍の出版までの裏話
  〈聞き手:株式会社フランジ 尾崎真紀子氏〉 

3)12:05- 会場の皆様からのご質問

4)12:20- 本日のグラレコお披露目&デザイナーから見た「動機のデザイン」
  〈グラレコ:望月琴未氏〉

5)12:30 一旦終了→そのまま居残りトーク(13:00まで)
  〈ZOOM&Slido:フォースタートアップス株式会社 石橋宗親氏〉


*こぼれ話*

この会の開催が適いましたきっかけは2019年のHCD-Net AWARD2019の最優秀賞を賜ったことから。「ナレッジの共有」を主旨としたAWARDの「その後」をHCD-Netの広報社会化事業部のかたがたが気にかけてくださり、今回の開催へといたりました。当初の予定の枠を広げていただくほどのお申し込みをいただき(最終的に178名)、貴重な機会を企画、ご準備いただきましたこと、本当の本当にうれしく、感謝申し上げます。

実はコロナの影響下、書籍づくりが停滞していたときに『動機のデザイン』を話題として「HCD-Netサロン」を開いていただき、途切れそうであった私の動機を鼓舞してくれたのもこのみなさんでした。

《参考サイト》

↓2020年7月のHCD-Netサロン直後のインタビュー(HCD-Net公式サイトへ)

https://www.hcdnet.org/practice/award/case_study/case_study1/entry-1482.html